小川克彦先生の「HCI設計論」の特別講義で東京大学情報学環/ソニーコンピュータサイエンス研究所の暦本純一先生がきていたので授業に参加した。
PSP「みんなの地図」にも搭載されているPlace Engine(地下の多い東京では意味をなさないGPSではなく、wifiで位置情報を特定するシステム)やらインタラクティブテーブルやら、とにかく日本のインタフェース業界を牽引してきた暦本先生のこれまでの実践をいっきに見ることができた。
「電脳コイル」なんかのはるか前からAR(Augumented Reality)のアイディアとともに、ドラゴンボールのスタウター的なもので何かできないか模索していた暦本先生。徹頭徹尾ギーク。ギークのかがみ。
授業内には、「インタフェースは体系だてて研究するようなものではなくって、日々ギークとして実践すること、このことの蓄積の賜物」といったようなことを述べていた。論文も大量に執筆されているが、同時にフォーマル/インフォーマルな組織や対人ネットワークから、ARに附随する技術を得ること、そういった「ギークの生態系」の中に生き続けることが重要なようである。
