湘南道草プロジェクト

21日の日曜日に、FM横浜との共同企画「湘南道草プロジェクト」を実施した。ラジオ番組We Love Shonanとのプロジェクトで、パーソナリティの呼びかけによってリスナーの行動を誘発しようというもの。

企画は「鎌倉の御成通り商店街でペットボトルキャップを集めてワクチンと交換する」というもの。こう書いてしまうと簡単な企画だけれども、番組スタッフの関心、パーソナリティの関心、リスナーの関心、商店街の関心、こちらの関心、などなどが絡み合い、交渉した結果帰着した「メディア・イベント」である。

パーソナリティは、「ペットボトルのキャップの回収を御成通りで行っている」ことをリスナーに呼びかける。それを聴いた、比較的近所に住んでいる、もしくはたまたまペットボトルキャップを集めていたというようなリスナーが多く訪れてきてくれる。一方で、現地の商店街の3店舗にもペットボトルキャップ回収の案内(ポストカードとFelicaリーダー・ライタ)を出しておいたので、それを見た非リスナーもやってくる。

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非常に素朴な実践ではあるが、行動が誘発されるいくつかの要因が少し見えてきた。

(1)競争:パーソナリティの「あと何個で◯◯個達成!」だとか、「◯◯個持ってきてくれた人がいます」のような発話は、いい案配に競争意識を刺激するようである。

(2)関与:リスナーは、これまでラジオ番組の構成にメールなどで参与することができた。加えて、ラジオオンエア中に指示された場所を訪れ、番組プロジェクトに加担すること、これもまた強く番組にコミットしている意識を喚起するようである。

(3)交換:特にたまたま御成通りに買い物に来た非リスナーの方々は、ペットボトルキャップを提供することで、リスナーになる可能性がある。特に、ラジオ番組内で発表される「回収されたペットボトルキャップの個数」の途中経過確認のためにラジオをチューニングする可能性がある。受動的に情報を受け取るのではなく、自らコミットすることで能動的に得た情報(We Love Shonanというラジオ番組に関する情報)は、情報の価値や意味合いが少し異なるのかもしれない。これはまたリスナーにも言えると思う。

5時間弱のメディア・イベントで、20名もの人が回収場所に来てくれました。これまで3回行って回収されたペットボトルキャップのキャップも2617個にのぼります。お越し頂いた方々、本当にありがとうございます!